国難レベル6 SeeVisionS!

 
国難来たる。

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15日、フランスの原子力施設安全局局長が福島第1原発の事故は、国際原子力事象評価尺度(INES:International Nuclear Event Scale)で上から2番目の「レベル6」に相当するとの見解を示した。

国際原子力事象評価尺度とは、原子力発電所の事故・故障の事象報告の標準化のため、国際原子力機関 (IAEA) と経済協力開発機構原子力機関 (OECD/NEA) が策定した尺度。

レベル0からレベル7まであって、レベル6は「大事故」で、"放射性物質のかなりの外部放出:ヨウ素131等価で数千から数万テラベクレル相当の外部放出"になる。

これまでの原発事故でレベル6は今回の福島原発事故以前では、1957年のウラル核惨事が該当する。

ウラル核惨事とは、旧ソ連ウラル地方チェリャビンスク州のマヤーク核施設で発生した原子力爆発事故で、当時、高レベルの放射性廃棄物である、ストロンチウム90などを濃縮してタンクに貯蔵していたところ、冷却装置が故障して、タンク内温度が上昇爆発して、大量の放射性物質が大気中に放出された。

約1,000m上空まで舞い上がった放射性廃棄物は南西の風に乗って、北東方向に幅約9km、長さ105kmの帯状の地域を汚染、約1万人が避難する惨事となった。

今回の福島第1原発事故も、1、2、3号機が水素爆発を起こして、2号機の格納容器の損傷が疑われ、3号機は燃料貯蔵プールが剥き出しになり、4号機は火災し、外壁破損。

これで放射性物質が放出されていないわけがない。



政府は15日の会見で、3号機と4号機付近で、一時間あたり400mSv(ミリシーベルト)の放射線を観測。これまでのの20Km圏外退避に加えて、30Km圏内の屋内退避を指示した。

ただ、この30kmというのは、同日に、国交省が福島第1原発を中心半径30kmの上空を飛行禁止区域に指定しているから、本来は立ち入り禁止区域ではないのか。30km圏内も避難指示を出すべきだと思う。

福島第1原発が、放射性物質をかなりの量外部放出しているのなら、その影響は当然あるわけで、事実、15日には放射性物質が北風に乗って、関東圏に広く飛散し、通常の6~40倍の放射線レベルを検出した。

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…これから更に続けて書く積りだったのだけれど、先ほど午後10時31分に静岡県富士宮市で震度6強の地震があった。震源地は静岡県東部で、震源の深さは約10キロ、マグニチュードは6.0。

静岡県御前崎市にある浜岡原発には異常はないとのことだけれど、たとえ、安全に運転できているとしても、国が絶対に安全だと説明できて、国民がそうだと納得できそうもない状況であれば、念のためと称して、運転を止めてもよいと思う。それも政治的判断によるダメージコントロール。

何から何まで、普通じゃないことが起こっている。今まで当たり前だったことがどんどん当たり前でなくなってきてる。ここまでくると、石原都知事ではないけれど、"天の警告"ではないかとさえ。

国民にも徐々に動揺が走り始めているように感じている。「これからどうなってしまうのだろう」、と。だから、ある意味において、国民全員が素になって、足元を見つめ直して、一から出直す、そんな時が来ているのかもしれない。

今こそ政府は、国家非常事態宣言を出していいし、出すべきだと思う。



今まで震災被害が落ち着くまでは、と批判せずに抑えていたけれど、はっきりいって、菅首相では、もうこの事態は乗り切れない。菅政権の対応能力を超えている。

本当に国民のことを思うのであれば、自分のことは脇において、誰でもよいから、この危機に対処できる人に指揮を執ってもらうべき。

本当は、首相は、こんなときにこそ、最前線に立って、対応策の見取り図と将来のビジョンを示して、国民を激励し、引っ張っていかなくちゃならない。

人間は、未来が見えれば頑張れる。

"どうなるのだろう"ではなくて、「日本をこうしてゆく」、「日本はこうしてみせる」、そういうビジョンが日本の未来を拓く。

日本人は"やわ"じゃない。一人ひとりの想いが集まれば、創造的で爆発的なエネルギーを生み出す。これまでもそうだった。

国民の想いが、未来の日本を創ってゆく。






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